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2005/04/28

ウィルスバスターとXP_SP2

4/23に発生したウィルスバスターによるシステム障害は
記憶に新しいが、なぜ起こったかということはあまり知られていないようだ。
複数ある原因の中にWindowsが利用するDLLがあったという。
http://enterprise.watch.impress.co.jp/cda/security/2005/04/27/5171.html

問題のDLLはWindowsXP SP2, Server2003, Server2003 SP1でログオン時に使われているほか
WindowsMe, OfficeXPにも1つ含まれていたとか。
これも先に述べたサービスパックの変更が引き起こすトラブルとも取れる。
Win2kのときもパーティションヘッダを書き換えてくれ、
これによってトラブルが起こったことを思い出した。

まぁ、これ以上に驚いたのがXP_SP2のテストを行っていないにもかかわらず
トレンドマイクロ社のHPではWindowsXP SP2が動作環境に含まれていることだ。
http://www.trendmicro.com/jp/products/desktop/vb/evaluate/requirements.htm
さらに、パターンファイルをチェックするために使っていたスキャンエンジンは現行のものではなかったという。
テストとは実際に運用する環境とできるだけ同じ条件にして行って初めて意味をもつものだ。
同社は何を根拠にSP2対応を表明したのだろうか?
テスターはテスト工程に疑問を持たなかったのだろうか?
批判されることを覚悟の上で書かせてもらうが、このテスト工程に疑問を抱かないようなテスターならば首を切ったほうがいい。
トレンドマイクロ社全体がこの方法に疑問を持っていなかったのならばつぶれたほうがいい。被害を受けるのはユーザーで、ユーザにとって見れば迷惑以外の何者でもない。

トレンドマイクロ社に疑問を持つとともに
SPの適用は慎重にやらなければいけないと再確認した出来事だった。

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» ウィルスバスターの「冒険的事態」と尼崎-----そこに慢心はなかったか [BigBan]
あまり書かれていないことだが、経験的なところからだけ言うと(つまり思い違いの可 [続きを読む]

受信: 2005/04/30 01時12分

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