msdss.dll の脆弱性
参照: http://bbs.hotfix.jp/ShowPost.aspx?PostID=3773
msdss.dll のバージョンが 7.0.9064.9112 と 7.0.9446.0 だと影響を受ける。
影響を受ける DLL を突っ込んでくださる可能性があるのは↓のソフト。
- Visual Studio .NET
- .NET Framework 1.1
- Microsoft Office 2000 / 2002 / XP
- Microsoft Project
- Visio
- Access 11 ランタイム
- ATI Catalyst ドライバ
- Omega Catalyst
リストを見てのとおり笑い事じゃありません。
Office2000 はまだ広く使われていますし、CATALYSTドライバ
まで含まれています。MS-Office なら、互換性が完全ではないにしろ、OpenOffice で
置き換える方法もありますが、CATALYST ドライバは ATI のグラフィックデバイスを使っている限り
削除できません。まだ修正パッチはリリースされていないので
MS Security Advisory ( English ) で公開されている回避策から、
自分の環境に合わせた方法を選択して自衛しましょう。
とはいえ、レジストリから削除してしまったり、ACL から Everyone を削除してしまうと
アプリケーションやドライバが正常に動作しなくなってしまう可能性もあります。
おそらくは、IE の セキュリティレベルを「高」に設定し、
信頼できるサイトを「信頼済みサイト」に登録することが妥当な回避策となるでしょう。
ActiveDirectory でセキュリティポリシーの統一ができるなら問題はないですが、
そうでない環境では管理がかなり面倒になりそう(>_< ;)
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