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2006/02/07

身の程を弁える:時代錯誤の価値観

身の程を知れ、分際を弁えろだって?
こんな言葉を美徳と勘違いするアホはさっさと墓場に入るがよい。 そんなことをほざく輩が日本をいつまでもダメにしているんだ。

Bill Gates が起業したのは19歳のときだ。 もし、彼が今は学生だからという理由で企業を見送って、 卒業したら新卒だからという理由で会社の隅でおとなしくしていたなら 今日の Bill Gates はなかっただろう。

Microsoft の急成長が始まったのは1980年代だけど、 日本で広く知られるようになったのはたぶん Windows95 だろう。 Windows 95 が出荷されたのは 1995年 で、Microsoft 設立から20年経ってる。 OK, 100歩 ( どころじゃないけど ) 譲って Windows95 までの20年は 下積みとしようじゃないか。

じゃぁ、Google はどうだろうか? Google も当時は学生であった Larry E. Page と Sergey Brin によって設立された。 彼らも、「学生だからおとなしくしているべきだ」なんて考えちゃいない。 ベンチャー企業は普通はキャピタルにはなかなか逆らえないものだけど、 彼らは自分たちが納得できる人を連れてくるまで、キャピタルが連れてくる CEO 候補を拒否し続けていた。

さて、わたしが Google を知ったのは 2000年のことだが、 初めて使ったときはその検索精度の高さに驚いたものだ。 以降、わたしを含めわたしの友人はほとんどが Google だけを使っている。 そして2002年には世界で最も使われるサーチエンジンとなった。 起業から4年だ。そしていまでは、Google Map や Google Suggest など AMDA ( Asynchronous Message-Driven Application ) を実用化して 業界を驚かせ Web2.0 の先駆けとなっている。

Paul Graham だって身の程を弁えてなんていっていない。
彼が若者に向けたメッセージはその逆だ。
「若いうちに挑戦しろ。」

Paul Graham は1995年に世界で一番最初の ASP である Viaweb を設立した。 その3年後に Yahoo に買収されるが、そのときの買収金額は $49.6 million ( $1 = \115 としたとき \5,704,000,000 ) だ。Viaweb は買収されるときですら 総人数が50人に満たない規模だった。 もし、人が少ないから大したことはできないだろうとか、 誰もやっていないみたいだしやめておこうなんて考えていたら 彼の成功はなかっただろうね。

何が言いたいのかはもうわかるでしょ? 「分際を弁える」だとか「能ある鷹は爪を隠す」だとかは もう時代遅れなんだよ。もし、こんなことが推奨される会社にいるなら、 早めにオサラバしたほうがいい。こんな馬鹿げたことを押し付けてくるヤツは 周りから搾取して、自分の権威を守りたいだけなんだ。 挑戦も発展もあったものじゃない。そんなところにいたってつまらないだけだよ。

新しいことに挑戦していく会社の方がずっと楽しいさ。

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