[ Python ] Installing Twisted for Python2.4
Twisted を使うためには、Twisted 本体のほかに PyCrypto と PyOpenSSL, OpenSSL が必要です。PyCrypto と PyOpenSSL は エクステンションできる Python 本体のバージョンがパッケージごとに 決まっているため、自分が持っている Python にあったパッケージを 探さなければなりません。Python2.2 などちょっと古いパッケージなら 簡単に見つかるのですが、2.4 のためのエクステンションパッケージは なかなか見つかりませんでした。ということで、ここにメモっておこうと思います。
PyCrypto 2.0.1
http://www.voidspace.org.uk/python/modules.shtml#pycrypto
DL したファイルを実行して、ウィザードに従ってインストールを進めてください。
PyOpenSSL
http://webcleaner.sourceforge.net/pyOpenSSL-0.6.win32-py2.4.exe
こちらもファイルを実行してウィザードに従って操作すればOK。
OpenSSL
OpenSSL の Win32 バイナリパッケージは見つけることができませんでした。 いろいろな理由から自分でコンパイルして使った方がいいようです。 コンパイルには C コンパイラと Perl と MASM と NASM が必要になりますので事前に用意しておきましょう。
ここでは C コンパイラに Visal C++ コンパイラ ( cl.exe ) を使います。 Visual Studio コマンドプロンプトを起動して以下のコマンドを順番に入力してください。
- perl Configure VC-WIN32 --prefix=c:/some/openssl/dir
- ms\do_masm
上記コマンドで問題が出た場合は ms\do_nasm
それでもだめな場合は ms\do_ms - nmake -f ms\ntdll.mak
- nmake -f ms\ntdll.mak test
- nmake -f ms\ntdll.mak install
最後のコマンドを実行すると C:\some\openssl\dir\bin に "libeay32.dll" と "ssleay32.dll" と "openssl.exe" の3つのファイルが作成されます。これを Path が通ったフォルダにコピーすれば 準備は完了です。
どーーーしても自分でコンパイルできない方のためにわたしがビルドしたファイルを おいておきます。が、オリジナルの EULA に加えて以下の項目に同意していただきます。 ( 暗号技術に関する法律がいくつかあるのですが、それで法的措置を受けたくないので (汗) )
- 自己責任で使用すること
- 使用はプライベートネットワーク内に限ること
- 学習目的の使用に限ること
- このサイト管理者である Fomalhaut は一切法的責任を問われないこと
Twisted 本体
前述の3つのパッケージをインストールしたら、次に Twisted 本体をインストールします。 なお、インタラクティブモードで Python を実行していたり、Python アプリを起動していると Twisted のインストールに失敗します。終了しておきましょう。 http://tmrc.mit.edu/mirror/twisted/Twisted/2.2/Twisted_NoDocs-2.2.0.win32-py2.4.exe
ダウンロードしたファイルを実行してウィザードの指示に従ってください。
最後に Path に Python の script ディレクトリまでのフルパスを環境変数 Path に追加すれば Twisted のインストールは完了です。
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