Google: イノベーションのための9箇条
Business Week 誌に Google 副社長マリッサ・メイヤー女史のインタビューが載っている。 梅田氏が、この中からイノベーション(革新)を生むための9箇条をまとめてくれている。 まとめているとはいえ英語なので、日本語に訳してみた。
- イノベーションのアイディアはあらゆるところからやってくる。
Google は、全員が革新を起こすことを期待している。それがたとえ会計部門であっても。 - 可能な限り全てを共有する
あらゆるアイディア、あらゆるプロジェクト、あらゆる納期 -- 全員がこれら全てにイントラネット経由でアクセスできるようにしている。 - 才気あふれる人材を雇う
創始者である Larry Page と Sergey Brin は経験豊富であるよりも頭脳明晰であることを好む。 - 夢を追求する権利
従業員は週に1日「自由」に使える日がある。新しいサービスの始まりの半分はこの「 20% の時間」から生まれている。 - イノベーションはすぐに完成するわけじゃない
Google は新しいサービスを一般公開する前に、早期のまだ小さな段階からβテストをはじめる。 - 政治的になるな。データを使え
Mayer は会議で「~を好む、~を気に入った (原文は I like...)」を使うことを禁じている。 - 創造力には期限 ( restraint )が大切だ ユーザに、いつまでにどこで手に入れられるのかといったビジョンを示せ。
- ユーザを第一に考えよ。金ではない。
シンプルで簡単に使えて、気に入ってもらえるようなものを提供しろ。 そうすればお金は後からついてくる。 - プロジェクトをボツにするな。変形させるのだ
拾い上げれば必ずいいものが何かあるものだ。
わたしがいた会社で、いくつ当てはまるものがあるか考えてみたけど、見事にどれも当てはまらないね。Joel Test も1つか2つだし、Google の黄金律もさっぱり当てはまってない。そりゃ、あちら側の企業と競争しても勝てないわ ( 苦笑) 。
今回の中でも特に大切なことは、誰でもイノベーションを起こす可能性を秘めているということと、ユーザを第一に考えるということだと思う。新入りだから、下っ端だからまともな考えなんて出てくるはずがないなんて考えてたら 20% ルールを取り入れるなんてないだろうし、社員みんながやる気を出すなんて全て遠き理想郷だ。お金第一でユーザビリティなんて二の次だというのも、ユーザの獲得に失敗するから結局は損をする。
若い人は若い人なりの視点があり、移籍してきた人にはその人独自の視点がある。そしてそこから生まれるアイディアにはイノベーションを起こす可能性を秘めたものもある。斬新なアイディアを元にユーザビリティに配慮したサービスを提供することがユーザを増やすことに繋がる。お金はその後をついてくるものだ。と考えるべきなのだろう。お金第一主義の皆様、考え直した方がいいんじゃない?
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