わたしが携帯デバイスに求めるもの
わたしが携帯デバイスに求めるものは以前のエントリで書いたとおりだ。高望みしすぎだとか思う人もいるやも知れないが、わたしはそうは思わない。わたしは上手くかけなかったのだが、わたしが書きたかったことを実に上手くまとめている記事を見つけたのでそれから引用したい。
パソコンでやりたいことは、人それぞれで違うし、その時々でも異なる。そのそれぞれ時々に柔軟に対応できるからこそ、汎用機としてのパソコンの意義がある。だから、いつでもどこでも常に携帯し、ぼくらのわがままに応えてくれるパソコンが欲しい。
( 山田祥平のRe:config.sys 冒頭より引用 )
これは何もパソコンに限ったことではなく、携帯電話など多くの「道具」に関してもいえることだと思う。わたしにとっては、ネットに繋がったりメールを送受信できるだけでは意味がないのだ。ネットに繋がるのは前提条件でしかない。これだけでは不十分で、乗り換えようという気は起こらない。わたしは携帯で Web メールを使おうとしたが、できなかったことがある。これでは困るのだ。Web サイトにアクセスしたが、そこで使われている画像が大きすぎて表示できないということもあった。これでも困る。結果としてわたしにとって今使っている携帯電話機は「持ち運びできる情報機器」ではなく、ただ単に「小さくでどこでも電話がかけられる機械」になってしまった。
「必要な情報を必要なときに利用できること」
わたしにとってはこれが「持ち運びできる情報機器」と思える条件なのだ。
そしてそのために必要なのが前にあげた6個の項目だった。
もちろん、Type-U も条件に合致するし買い替えには VAIO Type-U と W-ZERO3 のどちらにしようか迷ってはいる。が今のところは W-ZERO3 の方が優勢だ。スペックや遊びやすさでは Type-U が圧倒的に上。各種 SDK がフルで使えるし、DirectX9 も使えるので事実上アプリケーションを選ばないし、どんな拡張だってできる。しかしそれを隠してしまうほどの欠点がある。そう、価格の高さがそれだ。Type-U の価格は19万。一方で W-ZERO3 は5万あればおつりが来るようだ。ポータブルデバイスで20万はかなりきつい。また、都心部でホットスポットのカバーエリアが多くないことを考えると、エアエッヂなどの通信ユニットが別途必要になると考えられる。幾つものユニットをごちゃごちゃと持ち歩かなきゃいけないんだとするとノート PC もってモバイルアクセスするのと大して変わらないような気もするんだよね。
W-ZERO3 を触ってみて満足できなかったら Type-U を選ぶという流れになると思う。
今はとにかく実際に触って操作してみたい。
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