[books] Write Great Code とかいろいろ
Write Great Code vol.1 understanding the machine
に続いて、
Write Great Code vol.2 Thinking Low-level, Writing High-level
も翻訳されたようです。
プログラムを書いていると、レイヤーの低い部分の知識が助けになることが結構あります。 実装しているとき以外にも、新しいプログラミング言語の勉強をしているときもそう。 今ではほとんどのプログラマは自分で実装することがないかもしれない、そんな知識だけど 持っていると助かることが多いんです。
OS とかよりももっと低い部分の知識。というより OS がどーだこーだの知識よりよっぽど大事ですよ。 OS の知識なんてバージョンアップとかパッチに伴う仕様変更で使い物にならなくなるものも少なくないからね。 OS が変わったら役に立たなくなる道具と、OS に関係なく役に立ってくれる道具があったとしたら、 どっちが "trivial" でどっちが "important" なんだろう。
Write Great Code で書かれているのは、OS が変わっても役に立ってくれる貴重な知識だと思う。 新しく出版される vol.2 ではコンパイラが生成するネイティブコードに焦点が当てられている。 Java や .NET のようにビルドするときは中間コードを生成するような言語でも、実行するときには 仮想マシンがネイティブコードにコンパイルしながら処理を進めていく。結局はどこかで ネイティブコードにコンパイルされるわけで、高級言語で書いた statement の違いがネイティブコードに どんな変化を与えるのか、パフォーマンスや安定性に与える影響はどうなのかということを 知っておくことはどこかで役に立つと思う。
Amazon.co.jp ではまだ予約扱いになっていますが、発送予定日は 12/2 ということなので早速予約しました。 ( * これを書いているのは 12/1 ですが、注文は 11/30 にしています。)
Write Great Code vol.2 のほかにヒトの変異 --人体の遺伝的多様性についてと The Art of Innovation
も購入しました。早く到着しないかな。
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