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2008/07/02

[ 備忘録 / ubuntu ] Ubuntu 8.04 Server でキーボードマップを変更する

ubuntu 8.04 server を触る機会があったのですが、アタリスク ( * ) を入力しようとして Shift キーとキートップに「け」が刻印されているキーを押しました。しかし、何も入力されません。

はて、どうしたことでしょう。とりあえず vim を終了させようと :q [Enter] を押したものの終わりません。他にもキーを押してみると、いくつか反応しないモノがあり、記号はほとんどがキートップの刻印と違うものが入力されます。

そう、インストールした人が「英語キー配列」としてインストールしていたのです。
日本語キーボードと認識させるためには、キーマップファイルを再度読み込ませればいいとコマンドを入力します。

# loadkeys jp106

ところがエラーになります。曰く「ファイルがない」。man を読むと /usr/share/keymaps/i386/qwerty か /usr/src/linux/drivers/char にキーマップファイルがあるらしいのですが、そこを開いてもファイルがひとつもありません。

いろいろと調べていくと console-data を入れればいいということがわかりました。

$ sudo aptitude install console-data

コマンドを実行すると、「console-data のほかに console-common が自動的にインストールされるがいいか?」と聞かれるので y を入力して Enter キーを押します。

パッケージデータのダウンロードが終わって、インストールが始まると package configuration としてキーマップをどうするか聞かれます。選択肢は以下の4つがあります。

  • Select keymap from arch list
  • Don't touch keymap
  • Keep kernel keymap
  • Select keymap from full list

この中から一番下の Select keymap from full list を選びます。

パッケージに入っているキーマップの全リストが表示されるので、その中から↓のキーマップを選択して Enter を押します。

pc / qwerty / Japanese / Standard / Standard

これでコンソール入力時のキーボードレイアウトは日本語キーボードとして認識されるはずです。

なお、再度設定をしなおす場合は次のコマンドを入力してコンソールの案内に従って操作していきます。

sudo dpkg-reconfigure console-data

上記コマンドを入力すると、前述の4つの選択肢それぞれの解説が表示されますが、自分が使用しているキーボードの詳細がわかっているなら Select keymap from full list から目的のキーマップを選択したほうがいいでしょう。

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デフォルトでインストールしていてまったく気付かなかったのですが、 ダブルクォーテ... [続きを読む]

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