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2010/05/27

[ ubuntu/debian ] ディレクトリ名を日本語表記から英語表記へ変更する

2012-09-04 Update
Debian wheezy, Ubuntu12.04 ではコマンド実行前にパッケージをインストールしなければならなくなったようなので、加筆・修正しました。

Ubuntu をインストールするときに、言語選択で「日本語」を選ぶと $HOME 内のディレクトリのほとんどが日本語表記になります。

$ ls $HOME
ダウンロード  ドキュメント  ミュージック
テンプレート  ビデオ
デスクトップ  ピクチャ

Vista では CUI から操作するときは、Desktop とか Downloads といった英語名で操作できる ( というかエクスプローラで表示するときに日本語で表示してくれるだけで本来のディレクトリ名は英語 ) のですが、 Ubuntu はそんな気のきいたことはしてくれません。

Ubuntu で $Home 以下の特定のディレクトリを英語名で扱うようにするためには、 ターミナル ( 端末 ) から以下のコマンドを実行する必要があります。

TeraTerm など非 X 環境から実行すると "(xdg-user-dirs-gtk-update:4912): Gtk-WARNING **: cannot open display: " というエラーが表示されます。コマンドは X Window System が使用可能な環境で実行してください。
sudo apt-get install xdg-user-dirs-gtk
$ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

実行するとディレクトリ名を日本語表記から英語表記に変更するかを確認するダイアログが表示されるので "Update name" をクリックします。するとディレクトリ名の変更が行われ、結果がターミナルに出力されます。

Moving DESKTOP directory from デスクトップ to Desktop
Moving DOWNLOAD directory from ダウンロード to Downloads
Moving TEMPLATES directory from テンプレート to Templates
Moving PUBLICSHARE directory from 公開 to Public
Moving DOCUMENTS directory from ドキュメント to Documents
Moving MUSIC directory from ミュージック to Music
Moving PICTURES directory from ピクチャ to Pictures
Moving VIDEOS directory from ビデオ to Videos

ちゃんと設定が反映されているか確認。

$ ls $HOME
Desktop  Documents  Downloads  Music  Pictures  Public  Templates  Videos

設定完了

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[ ニッキ ] ゲーム連続プレイ時間のギネス記録

via IT Media

インドはムンバイ在住のChirantan Patnaikさんは、去る9月4日から6日にかけ「何時間ぶっ通しでゲームをやれるか」というギネス記録に挑戦。これまでの最長記録「28時間1分」を大幅に上回る「40時間20分」というタイムを叩き出し、見事ギネス記録達成に成功したとのことです。

( 日々是遊戯:インドの男性がゲームの連続プレイ記録に挑戦――しかしネットの反応は……?, IT Media, 2009-10-29 )

これによると、ギネスの連続ゲームプレイ時間は40時間20分だそうで。

全然大したことないね。日本ではこの程度はごく普通にいる。
わたしが「廃人」と呼ばれていた時は、78時間プレイし続けていたときもあった。
ギルドの仲間では、わたしが休憩に入っている間もプレイを続けていた人もいる。

記事にも書かれているけど、40時間程度では「廃人」と呼ばれるには程遠い。

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[ ニッキ ] 口蹄疫の対処にワクチンはあり得ない

* Live Space から転載

via 日本経済新聞

赤松広隆農相は18日の閣議後の記者会見で、宮崎県での家畜伝染病、口蹄疫(こうていえき)の拡大を受け、発生が集中している地域の牛や豚にワクチン接種を検討していることを明らかにした。

( 口蹄疫感染 農相「ワクチン接種を検討」, 日本経済新聞, 2010-05-18 )

これは本気で言っているのだろうか?口蹄疫ワクチンは確かに存在するが、それが使用されることは基本的にないのだが。

なぜワクチンがあるにもかかわらず使用しないのか。理由はいくつかあるが、もっとも大きな理由は感染個体と非感染個体の区別ができなくなるからだ。ワクチンを接種することで口蹄疫に感染していない個体でも抗体をもつことになる。つまり、血清検査で感染個体と非感染個体を区別することができなくなるのだ。

これは流行範囲の特定はもちろん、流行が収束したかどうかの判断もできなくなることを意味する。口蹄疫のように非常に強い感染症では、少しでも疑いがあればその伝搬媒体となりうるものの流通はブロックされる。つまり、「殺処分はしなくて済むかもしれないが、畜産物の流通はブロックされる」という全く意味のないどころか畜産農家の負担を増やすだけの状況を作り出すことになり、これは抗体を保持する個体が存在する間ずっと続くことになる。

畜産学者や疫学者といった専門家の意見を取り入れた別の対策を考えるべきではないだろうか?

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iPad が騒がれる理由がわからない

* オリジナルは Live Space

iPad が騒がれているがわたしにはあれのどこが便利なのか、どうしても理解できない。

ITMedia に iPad に関する eWeek の評価記事の翻訳が掲載されており、そこでも書かれていることだが、iPad はマルチタスクではないのだ。

6. マルチタスクはどこに
 残念ながら、iPadはマルチタスクをサポートしていない。ユーザーが文書とWebを切り替えながら事実を確認したくても、できないのだ。今使っているアプリを閉じないと、ほかのアプリを開くことができないからだ。ほかのデバイスだったら、マルチタスクがなければ店頭で売れ残ってしまうだろう。iPadなら、マルチタスクでなくても売れるだろう。

( FlashもUSBもないiPad――Apple製品じゃなかったら売れない, e Week 原文 )

Flash や USB はどうでもいいことだが、マルチタスク非対応というのはいただけない。この一点でも実用性が大きく落ちていると思うのだ。

本を読んでいてわからないことに出くわすことは少なくない。専門書なら当たり前のようにあることだし、小説でも歴史的背景やその小説が書かれた地域あるいは国の文化的背景を知っていなければ理解できない表現を目にすることがあるだろう。こんな時、マルチタスク対応 OS であればちょいとブラウザに切り替えて調べて、何か適当なものにメモを取りながら本を読み進めていくことができる。しかしマルチタスク非対応だとこんな単純なこともできない。( 疑似マルチタスクだとタスクを切り替えるたびに待たされてイライラする )

それに IM を起動しておいてリアルタイムで友人からの連絡を受け取れるようにしておく ( 返信はできるときにするけど ) ということもできない。

Android は使ったことがないのでどうなのかわからないが、少なくとも Windows Phone ではブラウザとリーダと IM を同時に動作させるといった使い方くらいはできた。iPad ではこんな単純なこともできない。

iPad が売れるとしたら、それは Apple 製品で、さらにスティーブ・ジョブスが騒ぎ立てたからだろう。
狂信者というのはまったくもって理解しがたい。

2010-05-17 追記
Impress Watch に山田氏のコラムが掲載されており、そこでも次のように書かれていた。

資料のビューワとしてはどうかというと、さすがにiPadは秀逸だ。GUIも優れている。使っていて気持ちがいい。自炊した(最近は自分で書籍や書類をスキャンしたりすることを自炊というらしい)PDFを見たり、MPEGファイルを見たりするには悪くない。バッテリでの稼働時間も合格点だろう。でも、それはノートPCでも代替はできる。iPadはノートPCの代わりにはならないが、ノートPCはiPadの代わりになれる。

( どうしても見つからない iPad の居場所, 山田祥平, 2010-05-14 )

そう、iPad はノート PC で十分代用できるのだ。iPad でなければできないことはない。そして、ノート PC ではできることが iPad ではできないのだ。

iPad は Apple が認めたことしかできない。Jail Break なしでは Apple が認めたアプリしか使えない。そのアプリ開発環境ですら、Apple が次々に制限を加えてくる。
便利さはもちろんだが、「自由」という点でも、iPad には魅力がないように思える。

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[ 自作 ] メンテしやすい GTX470 カード

* Windows Live Space からの転載です

via VR-Zone

最近のハイエンドグラフィックボードはこんなのとかこんなののように、ボード全体が巨大なヒートシンクとカバーで覆われていて、ヒートシンクの掃除をするにも一苦労するようなものが多いです。

当然のことながら、使っていればヒートシンクに埃がたまっていくわけで、これらのハイエンドボードはメンテナンスが面倒なことが悩みの一つでした。
わたしもメンテが面倒なので買っていなかったのです。

そこで見つけたのが GALAXY GeForce GTX470
みてのとおり detachable cooling system と呼ばれる機構を採用することでヒートシンクの掃除が非常に簡単になっています。

高負荷時の温度が 88℃ になっているようですが、これは Xtream Burning Mode つまり OC 状態での温度のようです。
クロックと電圧を定格に落とせば、これより低くなると考えられます。

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[ 自作 ] Core 2 Duo E6750 オーバークロック

* 本エントリは Windows Live Space からの転載です

動作速度にちょいと不満が出てきたので E6750 をオーバークロックしました。

今使っているマシンは、Dothan で組んだマシンが予想よりも早くご臨終になってしまったので 2007 年に 2~3 年持てばいいやと間に合わせでつくったもの。

CPU Core 2 Duo E6750 ( 2.66GHz )
M/B GA-P35-DS4
Mem DDRII-800 (Transcend)

組んだ当時は、多分2年くらいでパフォーマンスに我慢ができなくなるだろうと予想し、2年後に OC することを見越して E6850 ではなく E6750 を選択しています。
よく今まで OC していなかったなと自分でも感心 (笑)。

M/B の GA-P35-DS4 は、ベースクロック 400 までは上げられ、値段がそこそこ安いということで選んだもの。
メモリは SPD の情報からバスクロック 400MHz で動作する ( むしろ 333MHz がイレギュラー ) ことを確認しています。

OC 設定は下記の通り。なお、表にも書いていますが PCI-Express クロックを 100MHz に固定するのは必須です。
CPU の温度警告もデフォルトでは "Disable ( 無効 )" になっていますが、もしもの時のために 80 ℃くらいを設定した方がいいでしょう。

ベースクロック 400MHz
CPU 内部倍率 8 (デフォルト)
CPU Temperature Warning 80℃ (推奨)
CPU 電圧 (vCore) 1.456V
PCI Express 動作クロック 100MHz ( 必須設定 )
ベースクロック:DRAM 比率 1:2
メモリタイミング (CL, tRCD, tRP, tRAS) = (5, 5, 5, 18)
メモリ電圧 1.8V

ついでに RADEON HD5770 も OC!
コアクロック 850 → 900 にしました。

結果ですが、CPU・グラボともに温度は負荷時でも50度くらいで安定しています。 vCore は落とせそう。

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